TED:「新しい言語を学ぶ秘訣」〜隠れた語学の才能を開花させるための4つの原理とは?

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こんにちは、ゆりです^ ^

 

今回は、

TED Talksから、

「THE SECRETS OF LEARNING A NEW LANGUAGE / 新しい言語を学ぶ秘訣」

を紹介します!

 

新しい言語を学びたいけど自信がない、何からどう始めていいかわからない、

自分には語学の才能がないのかもしれない。。

と悩んでいる方、悩んだことのある方にはぜひ、一度見てほしいTED Talkです!

 

 

TED: THE SECRETS OF LEARNING A NEW LANGUAGE – LÝDIA MARCHOVÁ

8ヶ国語を操るランゲージメンターのLÝDIA MARCHOVÁ氏が、

他言語話者の秘密と、

誰でも自分の言語の才能に気づくことができる4つの原理を教えてくれます。

 

 

他言語話者の秘密

自分なりの勉強方法を見つけて、勉強のプロセスを楽しんでいる

LÝDIA MARCHOVÁ氏は、動画の中で様々なポリグロット(polyglot: 他言語を話す人のこと)の勉強方法を紹介してくれています。

アイルランドのベニーさんは、「勉強を始めた1日目からネイティブスピーカーと会話する」という方法。

旅行用のフレーズブックで学んだほんの少しのフレーズだけで話に行って、失敗を繰り返すことでどんどん学んでいく、というスタイルだそう。

 

プラジルのルカさんは、スカイプで100人のロシア人を友達を適当に追加して、会話をコピペすることで会話の様子を見ながら会話がどう進んでいくかで勉強する、というユニークな方法でロシア語を勉強したそうです。

その他にも、発音を真似することから始める方法や、500単語を覚えることから始める人、グラマーの本を読むことから始める人など、方法は人それぞれ。

 

しかしその中で、それら全員に共通して言えたことが、

 

「勉強方法の中に楽しみを見出していること」

 

ということだったのです。

 

つまり、「これをすれば必ず言語が話せるようになる!」という絶対的なルールや方法はなくて、

どんな方法であれ、自分が楽しんで長く続けられることが大切なんですね。

 

 

言語の才能に気づく4つの原理

1:  ENJOYMENT  楽しむこと

「他言語話者の秘密」でも話していたように、

大切なのは、言語勉強の中に「楽しみを見出すこと」。

 

レシピを別の言語で探してみたり、好きなドラマを別の言語で見てみたり。

自由に、自分の好きなこと、自分にあったスタイルで楽しむことが、続くコツになるんですね。

 

2:  METHODS  方法

ただ、楽しみだけではなかなか進まないのも事実。

言語を習得するためには、効果的な勉強方法も欠かせません。

 

(個人的にはこれが結構難しいところだと思いますが・・・)

覚えた単語を短期ではなく、長期で覚えておくためには、定期的に覚え返さないといけないんですよね。

ただ、今の時代はそれを効果的に行ってくれる「Annki」や「Memorise」といったアプリもあるし、

様々な方法をポリグロットの人がYouTubeで紹介してくれているので、それを参考にして

自分にぴったりの方法を探してみるのがいいかもしれません。

 

3:  SYSTEM  システム

言語を継続的に学ぶために、

日常の中で言語を学ぶためのシステムやプランを立てるのも必要な原理の一つ。

 

今までより15分早く起きて、その時間に勉強したり、

通勤中にその言語のPodcastを聞いたり、

家事をしながらYouTubeを聞いたり。

小さな隙間時間を見つけて、そこにプランを埋め込んでシステム化できれば、

それが日常になるので、わざわざ「勉強時間」を生み出す必要もなくなってくるということです。

 

4:  PATIENTS  辛抱強さ

例えば2ヶ月で新しい言語を学ぼうとしても、2ヶ月でネイティブのようにペラペラになることはとても難しいですよね。

ただ、2ヶ月勉強を続けていれば、進歩が目に見えてわかるくらいには言語がわかるようになるんです。

この小さな進歩、小さな気づきが見つかるまでの少しの辛抱が必要なんですね。

 

この小さな進歩、小さな気づきは言語の学習を進めるモチベーションを保つ大切な経験になるんです。

これがあるから、また頑張ろう!もう少し頑張ろう!と前向きになれるんですよね!

 

 

ポリグロットが特別な天才ではない理由

このような話を聞いていると、

まあそうは言うけど、結局方法を見つけたり、それを続けたりするだけの才能があっただけじゃないの?

と思う方もいると思います。

実際、私もYouTubeでポリグロットの動画を見ながら、

「多分この人たちには、私にはない頑張り続けられる才能があるのだろうな〜」と思ってました。

 

でも、LÝDIA MARCHOVÁ氏は動画の中で、

自分の出会ったポリグロットの人々が、みんな昔からできたわけではないことを教えてくれます。

学校で第二外国語を学んでいた時には6年やっても全く身につかなくて、

自分には言語の才能がない、と信じていた人が、

自分にあったメソッドを見つけたことで今では10カ国以上を操る人になれたという例を教えてくれました。

 

結局は、特別な才能があったわけではなく、

「自分の勉強方法を見つけられたことで、今他言語話者になれただけ」

ということだそうです。

 

今までうまくいかなかったから・・・と諦めずに、

自分にあう方法を探してみることが、言語を学ぶのには大切なことなのではないでしょうか^ ^

 

 


以上、TED Talksから「新しい言語を学ぶ秘訣」についてまとめてみました!

語学の勉強を始めると、必ずといっていいほどつまずくのが、

「自分には語学を勉強する才能がないんじゃないか・・・」

という悩みだと思います。

 

私も、この記事を書きながら、でもな〜とネガティブになってしまっているくらいです笑

 

自分にあった勉強方法って、多分自分では「勉強」だと感じない方法なんじゃないかなって思うんですよね。

例えば、私は韓国語を勉強するとき、

机に向かって教科書を開いたり、発音の練習をしよう!としてもなかなかモチベーションが続かなくて途中で止まってしまうことが多いですが、

K-Popを聴いたり、ドラマをみたり、YouTubeで韓国語の動画をみたりするのは何時間でもできるんですよね。

何時間もドラマをみた後に、「今日も勉強したな〜」とは思わないじゃないですか(笑)

でも、実際はある意味リスニングになっているわけで。

 

なので、「勉強方法を探さなきゃ!」とムキになる必要はなくて、

これやってるの楽しいな〜と思う、自分にとって「息抜き」みたいなものだったことに目を向けてみたら、

それが「自分にあった勉強法だった!」ってこともあるかもしれませんね!

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^ ^

 

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